普段、帽子をかぶっていますか?
おしゃれの他に
髪が隠れて便利だから、
日差しから髪を守るから、
冬は暖かいから...
と、かぶる理由は様々ですが、
帽子は、人を見た時にパッと目に入って、その人の印象を決めてしまう程の重要なものなんです。
だからこそ、帽子選びは重要!
どうせかぶるなら、似合うものがいいですよね。
また、かぶり方次第で、素敵に見えたり、見えなかったりします。
どんな帽子が似合うのかよくわからないあなたのために、
『素敵に見える帽子の選び方とかぶり方』を紹介します。
帽子を素敵にかぶっておしゃれのランクアップをしませんか。
なぜ帽子が人の印象を決めてしまうのか
人の第一印象はどのなふうに決まるのでしょうか。
実は、「人の印象は3秒で決まる」と言われています。
それも、目から入ってくる情報が最も多く(*)、その中でも『顔』が7割を占めていて、人の印象は頭部でほぼ決まると言ってもよいのです。
(*)米国の心理学者・メラビアンの法則
「顔」の額縁にあたるヘアスタイルや、かぶっている帽子もその人の印象を決めているのです。
50代女性のための帽子の選び方
50代ともなると若いころにはなかったお肌、髪、体型などいろいろな悩みが出てきますよね。
帽子は、おしゃれのためはもちろん、かなり実用を兼ねていて、髪の悩みをカバーしたり、帽子をかぶることで顔うつりをよくしたり、夏は 紫外線から守り、冬はあたたかい、など、
よいことがたくさんあります。
ただ、かぶればよいのではなく、
帽子にも、その人に似合う形やその帽子の正しいかぶり方があります。
あなたの印象がよくなり、ステキに見えるおしゃれな帽子を選んで、楽しみましょう。
顔のタイプ別 帽子の選び方
👩 丸顔
帽子との相性がいいのが、丸顔さん。
どんな帽子でも似合いますが、
1.つばが短くてはっきりしたもの
2.小ぶりのもので、丸みのあるシルエット
が似合います。
ハンチング帽子、ポーラハットがおすすめ。
👩 面長
面長さんには、頭の上の部分がフラット(平らめ)になっているのが似合います。
1.つばが、横に広めになっているもの
2.頭部が平らで、高さのないもの
3.かぶった時に、深くならないもの
が似合います。
キャスケット、カンカン帽が、顔とのバランスがよいのでおすすめです。
👩 スクェア
四角いシルエットの帽子が似合います。スクェアさんは、個性的な帽子も似合うので、チャレンジしてください。
1.つばが大きいもの
2.四角っぽいシルエットのもの
3.個性的なデザインにも挑戦
中折れハット、ワークキャップがかっこよく決まります。
ワンポイントアドバイス
帽子が似合う、似合わないのは、顔のかたちと帽子とのバランスが決めてになります。
顔や髪の悩みを隠すのではなく、顔とのバランスのよい帽子を選べば、結果的に悩みを自然にカバー出来るようになりますよ。
かっこよく見える帽子のかぶり方
帽子を無造作にかぶっていませんか。
帽子には、それぞれかっこよく見えるかぶり方があります。
ここで代表的な帽子のかぶり方を紹介するので、鏡を見ながらかっこよく見えるポイントを押さえておきましょう。
ベレー帽
1.まず、頭全体すっぽりとかぶり、前は前髪の生え際にあわせ、手前から帽子のボリュームを後ろに持っていき、後頭部にたるみを作って完成。
2.なれてきたら、たるみを右や左に作っても素敵です。
キャスケット
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ふっくらと丸みをおびた形のキャスケットは、さまになりやすく女性らしい印象を与えてくれます。
ただ、かぶり方次第では、幼く見えてしまうので注意が必要です。
髪の毛を上手にアレンジして、素敵にかぶってみましょう。
👩 ショートヘア
♡ スタイリング剤で毛並みを整えて、そこにキャスケットをかぶります。ラフで自然な雰囲気に。
♡ 髪を耳かけして耳を出すとすっきりとした印象になります。
👩 ミドルヘアー
♡ パーマがかかったウェーブのある髪なら、一気に女性らしい雰囲気に。
♡ 髪を耳掛けしてフェイスラインを強調すると素敵に見えます。
♡ 後ろで髪をまとめて、後れ毛や前髪を残してニュアンスを出す。後ろでまとめる時は、低めの位置で結ぶとバランスがよくなります。
👩 ロングヘアー
♡ そのままかぶっても顔まわりがすっきりした印象になります。
♡ 前髪をアップしてキャスケットを目深にかぶると、おとなっぽい印象に。
♡ 後ろの低い位置でお団子を作ってキャスケットをかぶると、首や顔まわりがすっきり見え、おしゃれな感じに。
キャップ
スポーティーな印象を与え、スポーツ観戦やアウトドアの活動にピッタリのキャップですが、かぶり方を気をつけないと、子供っぽくなったり、地味になっておしゃれに見えないので注意が必要です。
キャスケットと同様に髪の毛のアレンジを工夫すれば、かっこよくかぶれますよ。
👩 ショートヘアー
♡ そのままかぶって前髪を見せます。
♡ 髪を耳かけして耳を出すと、スッキリした印象に。
👩 ミドルヘアー
♡ パーマがかかったウェーブのある髪なら、一気に女性らしい雰囲気に。
その際は、前髪ありだと重く見えるので、前髪はキャップの中に収めます。
♡ 後ろで髪をまとめて、後れ毛や前髪を残してニュアンスを出します。後ろでまとめる時は、低めの位置で結ぶとバランスがよくなります。
👩 ロングヘアー
♡ そのままかぶり耳がけするとすっきり見えます。
♡ 毛先を巻いてウェーブを作ってあげると、バランスがよくなり大人の雰囲気がでます。
帽子の保管方法
形がくずれては困るし、棚などに平らに置くと場所をとってしまうので、帽子をいくつも持っている人にとって保管場所は悩みの種。
よい帽子の保管方法はないものか、と調べてみました。
1.フックにぶら下げる
棒(突っ張り棒など)に、S字フックやクリップを下げて、そこに帽子をぶら下げる。
2.帽子ハンガーに下げる
帽子全体をひっかけるタイプで、帽子のデザインがくずれにくい。帽子ハンガーをひっかける所があれば使えるので便利。100均ショップや生活用品店で扱っています。
3.ポールハンガーにかける
昔は玄関に必ずあったポールハンガー。
現在では小ぶりなものや、おしゃれなデザインのものなどいろいろ出ています。
帽子が一目瞭然。スペースがあるならおすすめの保管方法です。
4.収納ボックスに入れる
つぶされたりすることで、形くずれが心配な帽子は、箱に入れて保管しましょう。
昔ながらの紙箱もよいですが、一目で中身がわかる市販の半透明のプラスチックの収納ボックスなら、同じサイズのものを積み重ねることで、使い勝手がよく型崩れの心配もなく保管出来ます。
また、やわらかい素材の、フックでぶら下げる収納ラックも便利です。
帽子が汚れた時の洗濯は?
帽子は他の衣服と同じように汚れます。
特に、ファンデーションや髪のスタイリング剤がついてしまうと気になります。
帽子が汚れた時の対処法を紹介しますね。
洗える帽子か、洗えない帽子か洗濯表示で確認
帽子の裏側についている洗濯表示を見てみましょう。
水洗いできるもの、ドライクリーニングできるもの、など
表示を見て判断します。
手洗いによる洗濯可
洗濯不可
ドライクリーニング不可
他の洗濯表示については、ここをクリックして確認してくださいね。
型崩れや変色の心配があったり悩む時は、表示にかかわらず、実績、信頼のあるクリーニング店に相談してください。
自宅での帽子の洗い方
洗濯表示で洗濯できると確認したら、さっそく手洗いで洗濯してみましょう。
1.30℃のぬるま湯に中性洗剤(おしゃれ着用洗剤が好ましい)を入れて、帽子をつけ入れます。
2.型崩れに注意しながら、やさしく押し洗いします。
3.汚れの取りにくい所は、古い歯ブラシなど柔らかいブラシでこすりながら汚れをとります。
4.洗剤で洗ったら2~3回すすぎ洗いをします。
5.大き目のタオルで全体の水分を取っていきます。
6.色落ちや風合いの劣化を防ぐためにも、日陰で風通しの良い所に干しましょう。
7.型崩れを防ぐため、内側にタオルを入れたり、ニット帽はニットが伸びないように、ネットを横にして角ハンガーに吊るした上に平らに広げて干す、などしてみましょう。
ファンデーションの汚れの取り方
なかなか落ちないファンデーションの汚れは、化粧用スポンジクリーナーを使うとすぐ取れます。
スポンジクリーナーをもみ込むようにつけてから、軽く揉み洗いをしながら水で洗い流します。
帽子をクリーニングに出す場合
洗濯表示で「洗濯が出来ない」「ドライクリーニングは出来る」場合は、クリーニング店にまかせましょう。
クリーニング不可のものでも、クリーニング出来る場合があるので、信頼できるクリーニング店に相談してみましょう。
料金は、素材で変わりますが、600円位から3,000円前後、また革素材のものは高額になるため、クリーニングに出す前に事前に確認しておきましょう。
まとめ
夏は紫外線から頭を守り、冬は暖かい帽子。
人をパッと見たときに一番最初に目に入るのが、帽子です。
なんとなく頭にかぶるのではなく、ステキに見える似合う帽子を選びましょう。
帽子の似合う、似合わないは、
👒 顔のかたちに合ったものを選ぶ
👒 かぶり方にも気を使う
👒 髪の毛の見え方で表情が変わるので鏡の前でアレンジ
そうすれば、あなたの帽子姿がステキになります。
型くずれが心配な帽子は、帽子ハンガーなど使って、上手に保管。
帽子はかぶっていると汚れて、時間が経つと取れにくくなるので、早めに汚れを取るようにしましょう。
洗濯表示をしっかり見るのも忘れずに。
クリーニングに出すのもおすすめです。
帽子はおしゃれのアイテムとしてとっても重要。
もっと帽子でおしゃれを楽しみませんか。